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2009(Fri) 15:43

百鬼の眠る場所

 (一)序



 時が満ちようとしていた。
 脈々と続く血印を求めて百鬼夜行が夜を駆ける。

 遍く怨念の呪詛を紡ぎ、百鬼が欲するのはただ一人の聖女のみ。
 聖女の血印を以って鬼女の完全なる復活を誘わん。
 ――――――だが、闇夜を予知してか自らを封じ、未だ昏々と眠る聖女の魂を護らんと八本の眩い刃が闇夜を照らす。
 忌まわしきその白刃を身に宿すは八人の剣士なり。

 運命に導かれて八人が集う前に。
 彼らが聖女を目覚めさせる前に。
 ――――――――呪われし全ての血印を我へ差し出せ。
 再びこの地を地獄の業火で焼き尽くさん――――――。


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テーマ: 自作小説(ファンタジー)
ジャンル: 小説・文学

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